SNSを運用する際のポイントは共通しています。
『ツイッター』だろうが『インスタ』だろうが『YouTube』だろうが『TikTok』だろうが、SNSで情報を発信する際に重要なことはたった一つです。それは、
コンセプト作り
です。
コンセプトを決めて、しっかりとテーマに沿った濃い情報発信をしなければ、人はあなたのSNSを見てはくれません。

そんなあなたでも大丈夫!
今回は企業アカウントを運用している現役WEBマーケッターが、
SNSでコンセプトを作るときの簡単な3つの手順
をお伝えいたします。
手順1:自分の好きなことを洗い出そう
まずは自分の好きなことを洗い出しましょう。
言い換えると
“自分が続けられそうなこと”
を洗い出しましょう。
ゲームでも料理でも写真撮影でも旅行でもなんでもOKです。
とりあえず自分が好きと言えるものを一覧化しましょう。

昔の自分もそんな状態で、好きなことを見つけ出すのに苦労しました。そんなときは、
これからやってみたいこと
でも全然OKです。
自分の場合は、“死ぬまでにやりたい100のこと”的なリストを作って、そこからやりたいこと・興味のあることを見つけていきました。
また、それでも好きなことが見つからない場合は、
毎日やっていること
から落とし込んで考えるのも有です。
例えば、食費を抑えるために料理をしている方ならばそれを題材にしてしまえばOKです。
こんな感じでまずは題材となる元を準備しましょう。
手順2:受け手の “価値” を想像しよう
お次は情報を発信した先のことを考えてみます。
先ほど洗い出した題材で情報を発信すると、受け手はどういった価値を得ることが出来るでしょうか。
例えばHow to系で行くのであれば、受け手は知識を得ることが出来ます。
エンタメ系で行くのであれば、受け手に笑いという癒しを提供することが出来ます。
こういった情報発信をする際に、自分よがりな情報提供をしてしまうケースが多いですが、それは絶対にやめましょう。
×:今日はxxという料理を作りました。彩りにこだわった力作です!
→受け手が得る価値がない
〇:今日はxxという料理を作りました。作り方はxxです。注意点はxx!また、きれいに作るコツは彩りです。具体的にはxxすると、より写真映えします。
→受け手が料理の作り方・彩りの考え方の関する知識を得る
上記のように、受け手が得る価値を明確化。相手のことを考えたコンテンツ作りを意識していきましょう。
手順3:発信する価値を欲してるターゲットをイメージしよう
さてお次はターゲットを決めましょう。
例えば前述した料理を例にしてみます。
まずは自信が発信する情報が喜びそうな層をイメージしてください。
例1)
ターゲット:20代前半の社会人の男性。東京に上京したものの、家賃が高く、食費を抑えるために自炊を考えている。
例2)
ターゲット:女子大生~20代後半の彼氏持ちの女性。週末は家デートも多いため、彼氏に手料理を振舞いたいけど、男性が好きそうな料理が分からなく困っている。
例1の場合、対象が男性であり、まだまだ食べたいお年頃。しかしお金がないという状況です。
この人が求める価値を考えてみましょう。
私だったら以下のようなコンテンツを作成します。
・食費を抑えて作れるがっつり飯特集
・簡単に作れるお弁当レシピ
↑時短・がっつり・安いをテーマにしてみました。
お次は例2を見ていきましょう。
・彼氏と一緒に作れる料理特集
・割と豪華ながっつり肉レシピ
・男性が思う女性に作ってほしい料理ランキング
↑こんな感じで一緒に作れる・男性に喜ばれるを軸に考えてみました。
このようにターゲットが決まれば、テーマがより洗練されるため、求めている人に刺さりやすくなります。
こんな感じで自分ならではのコンセプトを作っていきましょう!
まとめ
以下に情報をまとめます。
継続できそうなものを優先的に選ぶこと。好きなことがない人は、”毎日やっていること”から落とし込むのもアリ!
手順2:受け手の “価値” を想像しよう
発信した情報を受け取った人はどういった価値を得ることが出来るかを明確にしましょう。ひとりよがりな情報は誰にも見られません。
手順3:発信する価値を欲してるターゲットをイメージしよう
発信先のターゲットをイメージしましょう。より具体的にイメージすることで、情報の細かいコンセプトが変わってきます。
SNSを運用する際は以上のことを意識してみましょう!
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