子供の将来の夢はユーチューバー?大いに結構、思う存分やりなさい!!

こんにちは、しょみんです。

将来の夢は「ユーチューバー」。
そんなことを、まだ見ぬ自分の子供が言って来たら、私はどんな反応をすればいいのでしょう。

最近、私の友人(同い年)に子供が出来ました。現在の私の周囲で、出産報告があったのはその友人が初めて。そのニュースをとても嬉しく思いつつ、

「ついに自分もそんな年になったか…」

とちょっとセンチメンタルな気分に浸かっていました。そのうち、自分も子供を持つようになるのかな。そんなことを考えているときに、ふと以前見た、とある記事のことを思い出しました。それは、「子供の将来の夢はユーチューバー?」という記事です。

大阪府内の小学校にて将来の夢について調査を行った所、「ユーチューバー」が3位にランクインしたという記事があったのを思い出しました。私自身、動画編集が大好きで、Youtubeもよく視聴しています。なので、「ユーチューバー」に対しては結構好意的な印象を持っていると自分では思っています。

しかし、もしまだ見ぬ自分の子供が、「ユーチューバーになりたい!」と言い出す姿を想像したら、なぜか胸の中がモヤっとしたのです。

なぜだろう?

今回は、このもやっとを解決していきます。自身の子供が「ユーチューバーになりたい!」と言ってきたときに、親としてどういった対応をしてあげればいいのか考えていきましょう。

そもそも、ユーチューバーって何?

まずは「ユーチューバー」の言葉の定義について明確にしていきましょう。

【ユーチューバー】
 ユーチューバー(ユーチューバー)・YouTubeクリエイターは、主にYouTube上で独自に制作した動画を継続的に公開する人物や集団を指す名称。
 狭義では「YouTubeの動画再生によって得られる広告収入をな収入源として生活する」人物を指す。(ユーチューバー – ウィキペディア から抜粋

つまり「ユーチューバー」とは、YouTubeに動画を投稿する人、または、動画投稿の際に得られる広告収入で生活をする人というということですね。

ただ、恐らく「ユーチューバー」として活躍している人の中で、お金を意識していない人はいません。従って、当記事内での「ユーチューバー」は、

「動画投稿の際に得られる広告収入で生活をする人」

という意味で統一します。

ユーチューバーになることへの不安とは?

 
恐らく自分がモヤっとした理由もここにあります。
もし子供が「ユーチューバー」になると何が不安なのでしょうか。

将来性に対する不安

①収入の安定性

 まず挙げられる不安要素は、収入の不安定さです。なぜ不安定なのか。それは、以下の2点の要因が考えられます。

 ・「ユーチューバー」の収入は視聴回数に依存するため
  「ユーチューバー」の収入は、投稿した動画の視聴回数に依存するため「ユーチューバー」の収入は投稿動画の視聴回数によって変動します。視聴回数によって収入が発生するということは、投稿した動画を誰にも見られなければ収入無です。

例えば、あなたが風邪を引いてしまったとして、風邪の間動画を投稿できなかったとします。するとその期間の収入は激減です。
これが会社員だったらどうでしょうか。会社員には有給がありますよね。休んでも給料が発生するんです。一般的サラリーマンとの収入に関する保証の差が、「ユーチューバー」の収入における不安定さに繋がっています。

 ・広告単価が変動するため
  また、収入への不安要素は広告収入というシステムにもあります。広告単価は変動します。
例えば、Youtubeの広告収入が現状「1再生あたり0.1円」だとします。しかし、1年後。広告収入が「1再生あたり0.01円」に減少していたらどうしましょう。単純に考えると収入が1/10です。生活できませんね。一般的サラリーマンの場合、基本給という概念があります。残業やら歩合やらで多少上下することはあっても、ある程度の固定のお金を毎月得ることが出来ます。

②Youtubeという媒体の将来性

 まず挙げられる不安要素は、Youtubeという媒体への不安です。基本的に「ユーチューバー」はYoutubeからお金を得ています。ということは、もし将来Youtubeが無くなったらどうなるのでしょう。それは、収入も一緒に無くなります。0です。絶望です。

ただ、現時点で需要が上昇傾向にある動画業界。その中心にいるようなYoutubeという巨大な媒体が数年で無くなるということは考えづらいです。
しかし、10年単位で見たときにはわかりません。もしかしたら、10年後にはYoutubeがきれいさっぱり無くなっている可能性も大いにあります。このような理由から、Youtubeに依存した活動を行っている「ユーチューバー」の将来が不安になるのです。

これらの点から「ユーチューバー」は収入が不安定と考えられています。そして、この収入の不安定さは社会的信用の損失に繋がっていくことは、容易に想像できるでしょう。

活動することに対しての不安

次は「ユーチューバー」として活動するにあたって、
どういった危険があるのか考えていきます。

①危険な行動を助長する可能性がある

 危険な行動を助長するとはどういった意味か、説明します。
まず前提として「ユーチューバー」になったら、 視聴回数を意識した動画作りを行う必要があります。しかし、何の経験、蓄積もない人間がただ動画をUPしても再生回数は伸び悩むでしょう。

では、てっとり早く視聴回数を集める動画とは、どんなものが考えられるでしょう?

それはずばり、「過激な動画」です。

過激な動画は内容、タイトルなどのインパクトが強いため、視聴者の「まじかよ!?」という興味を強く揺さぶります。この大きなインパクトは、確かに視聴回数のUPに繋がるとは思います。
しかし、そんな短絡的な思考で行動してしまい、取り返しのつかないことになった例がいくつもあるのです。

 例1:薬物と見せかけた白い粉を警察官の前で落とし、逃走

 最近だと、「薬物と見せかけたグラニュー糖を警察官の前で落とし、逃走する」
 という過激ないたずら動画が炎上。このいたずらを行った動画投稿者は後日逮捕されています。

 【警察官の前で“白い粉”…逃走を撮影の夫婦逮捕】
  http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000109637.html

 例2:チェーンソーで、ヤマト運輸営業所を脅迫

 今年の1月頃のニュースです。クロネコヤマトの営業所で従業員を
 チェーンソーで脅している様子をライブ配信して、逮捕されています。

 【チェーンソー持ったユーチューバー、ヤマト運輸営業所を脅迫】
  http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/06/chain-saw-yamato_n_13988884.html
 
いかがでしょう。
このように、視聴回数を求めて過激な行動をする人は、後を絶ちません。大人でもこういった行動を取る人が存在するのです。

やっていいことと、悪いことの分別が甘い子供たちの場合、どうなるのか。上記の事件ほどではないにしろ、ちょっと過激な動画を撮ってみようという思考に陥る可能性は、十分に想定できるのではないでしょうか。

②個人情報が特定される可能性がある

 動画を投稿するということは、自身の情報を社会に発信するということです。
自身の情報を発信するということは、個人情報流出の可能性は常に意識していかなければならない部分ですよね。
ちなみに、個人情報が流出すると、どういった被害にあう可能性があるのか、
例を挙げて説明していきます。

 例:YouTuberヒカル VALU騒動
  以前YouTuberのヒカルさんがVALUというサービスに関することで、
  大炎上しました。その際、彼の個人情報(自分・家族の住所、電話番号 etc…)
  がネット民により特定されてしまいます。

  その結果、彼及び彼の家族に対し、多種多様ないたずら・いやがらせが発生しました。
  例)無言電話、アマゾンを使用した着払いでの商品輸送、様々な団体に個人情報を登録される等
 
今回の例は、あくまでYouTuberのヒカルさんが引き起こした騒動がトリガーとなっているとはいえ、かなり悪質ないたずらです。このように、個人情報の特定は上記のようないたずら被害にあう可能性があり、また、自身のみならず周囲の人々にも影響があることを肝に銘じるなければいけません。

しかし、子供の場合まだこういったネットリテラシ-(情報ネットワークを正しく利用できる能力のこと)が身についていない場合が多いため、個人情報が意図せず特定されてしまう危険性については留意しなければいけないでしょう。

子供が「ユーチューバー」になるとしたら、上記のような危険性について考えていかなければなりません。

しかし、養われる力も確かにある

ここまで、「ユーチューバー」に関する不安点を上げてきました。しかし、「ユーチューバー」になることで養われる力もあります。

①発信力の向上

 動画投稿は情報の発信です。
動画を作る際は、どんなコンテンツを発信していこうか、内容や構成は構成はどうしよう、どんな伝え方が視聴者にわかりやすいか等々、相手に情報をどのように届けようかを一生懸命考える必要があります。これは「考える力」の向上に寄与し、また、情報の「発信力」を育むことに繋がります。

②動画に関する技術力の向上

 動画を作るためには様々な技術・知識が必要です。
コンテンツの企画、撮影・収録、動画の編集、画像の加工、ソフトの扱い方・機材の扱い方も把握しなければいけません。動画制作を通し、動画に関するさまざまな知識を習得していく事は、「ユーチューバー」になることで得られる利点だと感じます。

メリット・デメリットを踏まえた上でどう行動していくか?

結局、「ユーチューバー」になりたいと子供が言って来たらどうするのか。
私の結論は、

親の管理の元、「ユーチューバー」としての活動を認める

です。

前述した通り、養われる力は確かにあります。
子供のやりたいことを根拠も理由もなしに抑圧することは、反発を招いたり、行動力を萎縮させたりしてしまう可能性もあるので、基本的には活動させる方向で考えていきたいという思いがあります。
しかし、そこでネックになってくるのは「ユーチューバー」になることのデメリット。ここは、親が子供の活動を管理することで防いでいくのがベストではないでしょうか。
考えられるデメリットに対策を考え、施策を実施していくことで、子供の安全を確保。そのうえで、子供に活動をさせていくのがベストだと私は考えます。
では、前述した不安・デメリットに対しいくつか対策の例を考えていきましょう。

【不安・デメリットに対する対策】

 ・収入が不安定   
 ・Youtubeという媒体の将来性
  →あくまで「ユーチューバー」は、稼ぐための一つの方法として捉えさせる。あくまで副業。「ユーチューバー」は、発信力の向上や技術力の向上を目的とした活動だということを認識させる。

 ・危険な行動を助長する可能性がある
  →親と一緒にコンテンツの内容を考え、健全な動画制作を心がける。
   親がいないところでの動画撮影は出来ないようにする。

 ・個人情報が特定される可能性がある
  →情報を発信する際は、事前に発信内容を親が確認することで個人情報の漏れを防ぐ。

まとめ

最後に記事の内容をまとめます。

【「ユーチューバー」になることの不安・デメリット】
 ・収入が不安定
 ・Youtubeという媒体の将来性
 ・危険な行動を助長する可能性がある
 ・個人情報が特定される可能性がある

【「ユーチューバー」になることのメリット】
 ・発信力の向上
 ・動画に関する技術力の向上

「ユーチューバー」になりたいと子供が言って来たらどうするのか。
 結論:親の管理の元、「ユーチューバー」としての活動を認める。不安・デメリットに関する対策を考え、親の管理の元、活動させていくのがベスト。

いかがだったでしょう。自身の子供が「ユーチューバーになりたい!」と言ってきたときに、親としてどういった対応をしてあげればいいのかを考えました。年頃の子供を持つ親御さんの回答の一つとして参考になれば幸いです。

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