書くことが必ず好きになる!!その方法は…中二病小説を書くことだ

こんにちは、しょみんです。

私たちは毎日、多くの文章を目にしています。

それは、新聞の記事や、ネットのニュース記事。
学生さんであれば教科書に書かれている文章を読むし、社会人なら膨大な社内資料に目を通さなければならない状況もしばしば。

私たちは大量かつ多種多様な文章に毎日ふれています。
そんな毎日を過ごしているであろう皆さんに、1つ伺いたいことがあります。

それは、

文章を書くことが好きかどうか

です。正直なところ、

「文章書くのは苦手だな~」

と思っている方が大半であろうとわたし個人としては思っています。しかし、今日はそんな文章を書くことが苦手だと思っている方に伝えたいです。

文章を書くことは楽しいことである!!…と。

目次

昔は私も「書くこと」が嫌いでした

今では、ブログという「書くこと」がメインのコンテンツに手を出している私ですが、昔は本当に「書くこと」が嫌いでした。なぜ嫌いだったかというと、「書くこと」に対し、あまりいい思い出がなかったからなんです。

昔の私にとって、「書くこと」は一体何を想像させるのか?

それは、

読書感想文です。

皆の夏休みを邪魔する宿題。その中でも強敵とされるあやつです。本当に読書感想文って大変ですよね。何が大変って、まず本を読まなきゃいけない所です。
今では多少ましになったものの、昔の私はまったく本を読む習慣がありませんでした。漫画は読み漁っていましたが、文章だけが並んでいる本は、教科書以外一切読まなかったです。
本当に。「内容が頭に入らないっていうのはこういうことなんだ!」と実感できました。

そんな私がですよ?

何かよーわからん分厚い学校の指定図書を読破するなんてむりむり。
ましてや、読み切るのさえつらいのに、
その本の感想を書けなんて…

ふぁああああああああああああああああ!!!!
無理にきまってんだろおおおおおおおおおおお!!

と、当時の私は思っておりました。

本当に読書感想文が苦手で苦手で。どのくらい苦手かといいますと…

あれは、中学の夏休み。本当に本を読むのが苦手だったわたし。

もちろん中学の夏休みですから。当然、あやつが宿題として提示されるわけですよ。

「また読書感想文かよ…」

悪態を一つ。しかし、宿題はやらなくてはいけません。当時、本当に本を読むのが苦痛でしかなかった私は、読みやすい本はないかと必死に図書館を物色しました。結果、題材として選んだ本は、

「かいけつゾロリ」

感想文を提出した際、先生に「中学生なんだからもう少し題材を考えなさい」と、怒られました。いいじゃん、かいけつゾロリ。おもろいじゃん。

と、こんな具合に読書感想文が苦手だった私。そして、こんな経験があるからなのか、どうしても私は「文章を書く」というと、読書感想文を思い出してしまうのです。

なので、どうしても「文章を書くこと」に対し、私はずっと苦手意識を持っていました。
しかし、あることをきっかけに、私の考えは一転します。

転機…それは「中二病小説」!!

皆さんは携帯小説ってご存知でしょうか。

意味としては、携帯から閲覧できる小説のことです。

私が高校生のころ、周囲ではモバゲー(※携帯で遊べるゲームを提供している会社のコンテンツ)がすごく流行っていました。

そして、モバゲーのコンテンツの一つに小説投稿コンテンツがあったんです。

この小説投稿コンテンツは、無料登録さえすれば、だれでもサイト内の小説を読むことが出来ました。

わたしの友人がその携帯小説コンテンツにはまっていまして…。

「お前も読んでみろよ!絶対面白いから!」

と、誘われたのがきっかけで携帯小説を読むようになりました。

暇つぶしに、人気がありそうな作品をてきとーに読みます。

「ま、どーせすぐ飽きるだろうなー」

と思いつつ小説を読み進めていくと、これが結構面白い。

素人が書いている小説だからなのか、表現があっさりめという感じでした。

私としてはかなりわかりやすい文章だったので、とても読みやすかった印象があります。

まあ、そんなこんなで最初に読み始めた作品のボリュームは「500ページ」ほどあったにもかかわらず、一日で読破。

「あれ、おもしろい…?」

そう思った私は、とりあえず人気のありそうな作品を片っ端から読み漁りました。

はい、ばかハマリです。

それからはずっと携帯小説を読みまくりました。

どのくらい読みまくったかというと…授業中、教師の目を盗みつつ読む。
はたまた、休みの日に一日中部屋に引きこもりつつひたすら読む。
さらには風呂場に携帯を持ち込んで読む 等々…

今思えば頭おかしいですが、その当時は、本当にこれが毎日の楽しみにまでなっていました。

しかし、時が流れるにつれ、とある問題が一つ浮上してきました。

それは、「読むものがなくなってきた」問題です。

そりゃあ、毎日ひたすらよみまっくてたら読むものもなくなるわ。

読むものがなくなったわたしは、軽い絶望を覚えていました。

「毎日の楽しみがなくなる、だと…!!」

コンテンツを消費しきった時に感じる、あの脱力感と無気力感は異常ですよね。

しかし、私は考えました。

毎日の楽しみを維持する方法。

消費しきったコンテンツに新たな供給源を与える方法。

そして閃いたのです。

「無いんだったら、自分でつくればいいのよ!!」

その発想から、わたしは「小説を読む」側から、「小説を書く」側へ立場を変化させました。

さてさて、何を書こうか。

あまり小説には詳しくないわたし。当然テーマもパッとは思いつきませんでした。

とりあえず現在人気のある小説を参考にしようと、サイトのランキング内で人気の作品をいくつかピックアップ。

それらをベースに自分なりの小説テーマを決めることに。うんうん頭を悩ませつつ…ついにテーマが決まります。

テーマは…

おちこぼれ設定の魔法使いがいて、
怒ると髪の毛の色が赤くなって、
めっちゃ強くなって、雷属性の魔法を使って、
敵をかっこよくぼこぼこにして、
なぜか美少女に囲まれてちやほやされる
中二病オサレ系バトル小説。

という、そこらへんの漫画の設定をひたすら組み合わて無理やり縫合したような、つぎはぎだらけの謎小説が爆誕しました。
はっきり言って、

「うわあ」

の一言しか出てきませんね。

ただ当時の自分は、この設定をえらく気に入っていました。

この小説を書き始めたときの、あのわくわく感。

ひたすら携帯とにらめっこし、物語を妄想しつつ、携帯に文字を打ち込んでいたあのときの感覚は今でもしっかり覚えています。

そしてこんな素人感まんさいの謎小説でも、書いていくことで色々な「いいこと」がありました。

「中二病小説」を書くことで得たもの

自分で何かを「作る」楽しさを知った

自分で小説を書いていて、すごく感じたこと。それは、何かを「作る」ことの喜びです。

昔から私は漫画やゲームが好きで、いつかこんな漫画やゲームを自分で作れたらいいな、と漠然と考えていました。
その影響か、寝る前などに自分なりに漫画やゲームの物語を考え、妄想を楽しむという、ちょっとした趣味がありました。
寝るまえに考え出した妄想達。

そんな頭の中にしかなかった妄想達が、文字という媒体を通し、小説というコンテンツに生まれかわる。
それが私にはたまらなく嬉しかったのです。

私は、文章を書くことで、この「作る」楽しさを知ることが出来たのです。

評価をもらう喜びを知った

小説を書き続けていると、たまに読者の方からレビューが書き込まれることがあります。

私はこの「評価レビュー」がとても嬉しかったです。レビューの中には、

「つまんね」
「読みづらくて、展開もありきたり」

など、結構辛辣なコメントもあります。しかし、

「面白いです、更新希望」
「キャラクターが個性的で面白い!
 更新頑張ってください!」

などの応援コメントを見ると、「よーし、やってやるぞ!」といったやる気に繋がりました。

自分の作ったものに対し、評価をもらう。

辛辣なコメントは、自分を鼓舞させるためのばねに。応援コメントは、自身のやる気に。

これらをそれぞれ自身のモチベーションに結びつける。

それにより、文章を書くという行為を継続させるためのやる気につなげていくことが出来ました。

終わりに

こんな具合に、私は文章を書く楽しさを「中二病小説」から学んだのです。

今回皆さんに伝えたかったのは、この一言に限ります。

文章を作り出すことは楽しいことである

文章を書いてみたい。けれど、ちょっと苦手意識があって、手を出しにくいな。そう思っているあなた。

小説、書いてみませんか?

もしかしたら、まだ出会ったことのない、文章を書くのが大好きな自分に出会えるかもしれませんよ。

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