
長かった…。本当に長かった…。
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無事400人を突破できたものの、中々に険しい道程でした。
実は300人を突破したあたりでチャンネル登録のペースが落ち始め、軌道修正するのに四苦八苦。


2019年1月は約60人のチャンネル登録者数だったので、半分以下になってしまいました。
今回は300人から400人までの道のりの中で発生した課題と実施した改善策について解説していきたいと思います。
▼『チャンネル登録0』から今までの歩みをまとめてます
目次
300人を突破したあたりから登録者獲得ペースが落ち始めた
まずは登録者のペースが落ち始めた原因をリサーチすべく、アナリティクスとにらめっこしました。
動画内容のばらつき
動画内容に一貫性がありませんでした。
基本的に『DBD』のゲーム実況をメインとして投稿していましたが、別のゲームにて新規開拓をするために複数のタイトルを単発で出すような運用方法を行っておりました。
『Dead by Daylight』(デッド バイ デイライト)は、非対称型対戦サバイバルホラーゲームのこと。
チャンネル運用初期は、上記タイトルを中心に動画を投稿することでチャンネル登録者を獲得していました。
更新頻度
更新頻度が低いことも大きな要因の一つです。
300人を突破した時点では、月に3~4本の動画投稿を実施していました。
こちらは前々からの課題ではあり、更新頻度を高めたいと思ってはいたものの、1本あたりの制作時間が10時間を超えているため、どうしても投稿頻度を増やすことが出来ませんでした。
低下状況
最盛期と比較すると以下のとおりです。
▼2019年1月のチャンネル登録者数


▼2019年6月のチャンネル登録者数


中々の落ち具合です。


私はすぐさま改善策を検討しました。
課題点の整理
低下の要因、また伸び率を妨げている要素を以下と推測しました。
動画内容のばらつきによる既存カテゴリでのチャンネル登録数低下
私の運用ミスですが、そもそも私のチャンネルでは『DBD』のゲーム実況からのチャンネル登録が多くを占めていました。
しかしながら、別のゲームによる新規開拓を意識するあまり、獲得できていた『DBD』のゲーム実況を投稿しなくなりました。
チャンネル登録者を獲得できていたタイトルを投稿しなくなれば、獲得数が大きく減少するのは当たり前ですよね。
投稿頻度が低いことによるインプレッション数不足
YouTubeの公式が週3回以上の投稿を推奨しているように、投稿頻度がYouTubeの検索アルゴリズムに大きな影響を与えていることは明白です。
また、以前ツイッターでも発言しましたが、
なぜYouTubeへの動画投稿は毎日したほうが良いのか。
インプレッション数向上→再生数向上→チャンネル登録数向上
の関係性有。
動画を投稿するとインプレッション数が向上。
(新規投稿動画はブラウジングでの露出が増えるアルゴリズムが有るため)つまり動画をいっぱい投稿しようってことです!
— しょみん (@Syominnmovie) July 24, 2019
『インプレッション数・視聴回数・チャンネル登録者数は比例関係』
という法則から、インプレッション数不足がチャンネル登録者が伸びない大きな要因だと推測しました。
そして、投稿頻度とインプレッション数は比例しますので、投稿頻度を改善する必要がありました。
改善策1:DBD動画の投稿
まずは今までの実績から成績の良かったDBDの動画を再度投稿し始めました。
しかしながら、大きな効果が出ることはありませんでした。


ここはゲームの悲しい所。以下の数値を御覧ください。


上記はGoogleトレンド上のキーワード『DBD』に対する人気度を表しています。表を見ると、2018年4月~9月をピークに下落傾向にあるのが分かります。
私が『DBD』の動画を投稿し始めたのは2018年9月あたりです。
つまり、私は偶然『DBD』の人気が高まっている時期に動画を投稿していたため、大きくチャンネル登録者を獲得できていたのです。
現状では全盛期の半分未満まで人気度が落ち込んでいるため、以前と同様のパフォーマンスを発揮できませんでした。
しかしながら、まだまだ戦えるタイトルではありますので、長期的に投稿はし続けるという判断で一旦直近での投稿はストップしました。
改善策2:インプレッション数を上げることに注力
DBDでの動画についてパフォーマンスが落ちていること、また、投稿頻度を高める必要があることから別ジャンルでの動画制作が必要な状況となりました。


というわけで、思いついたのはショートコント動画でした。
▼こんな感じです(ショートコント動画)
▼YouTubeチャンネル
しょみんのYouTubeチャンネル
かなり短めの動画にすることで、制作時間を短縮。
また、ツイッターにも投稿できるような尺で動画を作ることで、ツイッターからの流入も狙えるようにしました。
結果は以下の通りです。
投稿頻度改善
投稿頻度が以下のように改善されました。
・改善後:17本 / 月(月・水・金・日に投稿)
投稿頻度改善に伴い、インプレッション数は以下のように改善されました。
▼2019年6月のインプレッション数


▼2019年8月のインプレッション数


いい感じです。
多少尺が短くても投稿頻度を重視したほうが露出が増えることが分かったのが個人的には大きな収穫です。
様々なキーワードへ動画をばらまき
ショートコント動画ですと何でも題材になるので、様々な層へアプローチ出来るのが意外と大きかったです。
なぜかと言うと、1キーワードに特化して動画を投稿し続けていると、必ず頭打ちになるからです。
例えば今までのDBDなどのゲームタイトルのみで動画を投稿し続けていると、DBDに興味のある人にはとても刺さりやすくて良いのですが、上限がある以上、チャンネル登録者のペースもいずれは落ち始めます。そのタイミングで急な方針転換をしようと思っても、中々難しいですよね。
ショートコント動画の場合、題材が何でも良いので、様々なキーワードに動画を突っ込めるということですね。
様々なキーワードで動画を作れるということは、様々な層にアプローチ出来るということなので、頭打ちしづらいというメリットがありました。
頭打ちしないようなブランディングが割と重要だと感じましたので、みなさんも意識してくださいね。
ツイッターからの流入を期待
動画への流入経路を増やすべく、ツイッターでの動画運用も視野に入れました。
ツイッターでの動画投稿は最大140秒なので、その時間に収まる動画を作るよう心がけました。動画の場合、知名度がなくてもある程度は見てくれることが分かったので(50回~100回くらいはツイッター上で再生してもらえる)、ツイッターからの集客も今後拡大していきます。
まとめ
上記改善策を実施した結果、チャンネル登録ペースを改善することが出来ました。
▼2019年6月のチャンネル登録者数


▼2019年8月のチャンネル登録者数


全盛期とまではいきませんが、大分改善することが出来ました。2019年9月はさらに良いペースでチャンネル登録が増えているので、順調といってよいでしょう。
では最後に私が実施した改善策をまとめます。
→効果なし
2:ショートコント動画を週4で投稿
→インプレッション数、チャンネル登録者数改善
今後の方針としては以下の通りです。
- 引き続き週4でショートコント動画を投稿
- 不定期でゲーム実況動画を投稿
- ツイッターでの流入を狙う施策を検討
- その他SNSへの横展開(インスタ、tiktok)
引き続き動画のペースは落とさず、ゲーム実況動画を投下していくことで登録者数を加速させ、併せてSNSでの展開を実施していきます。
ツイッターでは『現役WEBマーケッター』目線で役に立つ情報(ゲーム実況・YouTube運用・マーケティングなど)をツイートしています。
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次は目指せチャンネル登録者500人です!500人超えたらまた記事書きますので、ぜひまた遊びに来てくださいね。
では、また次の記事でお会いしましょう!!
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